風邪、または風邪ではないのに気づいたら「鼻水」が出ていることは、多くの方が経験したことあると思います。
今回はそんな鼻水について解説していきます。
鼻水にはいろいろな種類があります。
・水のようにさらさらの鼻水
これは風邪やアレルギー性鼻炎で起こることが多くあります。
・粘り気のある鼻水
最初は水っぽい鼻水だが、どんどん色のついたものになり、粘り気が強くなる。
＜これらが起こる原因＞
アレルゲンが体内に入ってきた際、体の防衛反応が過剰に働いて、くしゃみや透明の鼻水、鼻づまりが起こる。これを「アレルギー性鼻炎」と呼びます。
なかでもスギやヒノキ、カモガヤ、ブタクサなどの花粉を原因とするものを
「花粉症」といいます。
どの成分を入った薬を飲むのが良いか？
アレルギー性鼻炎や花粉症の方は、『フェキソフェナジン60mg』という成分を探してください。
代表的なお薬は、久光製薬「アレグラFX」という商品。
価格:1,223円 |  |
商品特徴としては、
- 1回1錠、1日2回
- 眠くなりにくい
- 集中力が低下しにくい
- 口が渇きにくい。
- 空腹時でも飲める。
また、成人用のフェキソフェナジン60mgのお薬で「アレルビ」という商品もあります。
【第2類医薬品】アレルビ（セルフメディケーション税制対象）(56錠)【KENPO_11】【evm4】【アレルビ】[花粉対策 花粉予防] 価格:792円 |  |
これだと少し価格が抑えらるので、おすすめです。
この薬の〔してはいけないこと〕
・これを飲んで、アレルギーを起こしたことがある方
・１５歳未満は小児
・他のアレルギーのお薬との併用
・服用前後は、飲酒をしない
・授乳中の方は避けること
注意事項としては、解熱鎮痛薬、便秘薬、胃腸薬などに含まれていることが多い制酸剤（せいさんやく：胃酸を中和する医薬品）である、水酸化アルミニウム・水酸化マグネシウム含有製剤と一緒に服用すると、アレグラの効果を弱めてしまいます。
アレグラと、市販の風邪薬を一緒に服用する場合には、購入時に薬剤師に相談するようにしましょう
また、お子さんでも飲める「アレグラFXジュニア」という商品もあります。
『フェキソフェナジン』は30mgで、７〜１４歳の方に使用できます。
ただ、これは薬剤師しか販売できない、＜要指導医薬品＞という区分で、僕（登録販売者）は説明ができないので、お買い求めの方は、店頭の薬剤師さんにお聞きください。
あとは、僕の大好きな漢方薬「小青竜湯」という、お薬があります。
【第2類医薬品】クラシエ薬品 カンポウ専科 小青竜湯エキス顆粒A 10包 価格:784円 |  |
＜効能効果＞
体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様のたんを伴うせきや鼻水が出るものの次の諸症：気管支炎、気管支ぜんそく、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症
の方です。１日２回で食前に飲むお薬です。
アレグラがなかなか効かない方は、こちらを試してみるのも良いかもしれません！
鼻詰まりの時は、すごく寝る時が辛いものです。僕は、よく顔に蒸しタオルをかけたりします。ブリーズライトや、ミンティア（ミントが強烈のやつ）などで一時的に楽になったりもしますよ！
★基本的には様子を見つつ、長く続く場合、あるいは粘性の高い鼻水になってきた際は、病院（耳鼻咽喉科）の受診をおすすめします。
次回は、のど、咳、鼻水、熱、これら全ての症状の時はどうする？
というテーマで解説をします。
それでは、お大事になさってください。
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