45歳ごろから始まる更年期、女性ホルモンが減少すると一体どうなってしまうのか？
どんな対策をしたら良いのか？今回は２本立てで解説していきます！

まず『更年期』のお話からしていきます。

女性は一生の間に
・月経を迎える時期 – 思春期　10歳 ～ 18歳
・月経のある時期 – 性成熟期　18歳 ～ 45歳
・月経を終える時期 – 更年期　45歳 ～ 55歳
・月経を終えてから – 老年期　55歳 ～　　　　
以上大きく分けると4つのライフステージを経験します。

規則的であった月経周期が不規則になり、やがて閉経（月経が終わること）を迎えます。
個人差はありますけど、50歳前後で閉経する人が多く、この閉経の時期をはさんだ前後数年ずつの約10年間（一般的に45〜55歳頃）を”更年期”といいます。

Q.更年期になると、どうなるのか？
⇨女性ホルモンが減少し、脳が混乱、自律神経も乱れやすくなります。更年期を迎えると卵巣機能は低下する為、若い時と同様にエストロゲン※を分泌できなくなります。
※エストロゲンとは、「妊娠の準備」、「女性らしいカラダづくり」を行う為の女性ホルモンのこと

このエストロゲンが分泌できなくなることにより、ホルモンバランスが保てなくなり、起きる体の症状が更年期症状です。

Q.そんな更年期症状、どのような症状が出るのか？

多い順でランキングにするとこんな感じです。
１　肩こり　
２　疲れやすい
３　頭痛
４　のぼせやすい
５　腰痛
６　汗をかく
７　不眠
８　イライラする
９　皮膚　掻痒勝（かゆみ、乾燥）
10　動悸
これらがあります。
多いもので見ると、全体で肩こりは50%、疲れやすい40%、頭痛、のぼせ、腰痛、汗は30%のデータがあります。

こんな症状出てきた方いませんか？それ、更年期症状かもしれません。
この更年期症状の対策として、
・食事でケア
・運動でケア（有酸素運動）
・医療機関でケア（婦人科）
・サプリメントでケア（エクオール）
・香りでケア（リラックス効果のあるアロマ）
以上があります。

今回はこの中の、サプリメント（エクオール）について解説していきます。
先ほど上がったこの症状を和らげる方法として、エストロゲン（女性ホルモン）と似た働きをする成分“エクオール”を摂取するという方法があります。
これは、体内でも作られるものではありますが、なかなか作れる方が少なく、全体の約40%といわれてます。

エクオールは、食べ物でも摂取できますが、サプリメントの方が、効率良く摂取することができます。1日10㎎摂取することで、更年期症状の改善、骨粗しょう症の予防、女性のメタボ改善など、様々な効果があることが研究発表で報告されています。
※ただこのエクオールは、更年期での女性ホルモンの減少を食い止めるものではないので、ご注意ください。

また、更年期にエストロゲンが減少すると、メタボリック症候群（メタボ）にもなりやすくなってしまします。
メタボは、糖尿病などの生活習慣病と密接に関連します。
これも改善できるのが、エクオールのチカラです。

はい、今回はここまでとします。
次回で、どんなエクオールのサプリがあるのか？また、自宅で検査できる、エクオール検査キットをご紹介していきます。

それでまたお会いしましょう、さよなら