市販薬

第1段の症例「朝起きてなんだかだるい、寒気がする」

みなさん朝起きて、なんかだるいな〜、起き上がるの辛いな〜。っていう時があったら、風邪を引いてしまったかもしれません。

他にも風邪の初期症状として多いのが、身体のふしぶしが痛い、関節がだるい、のどに違和感がある。などがあります。

こんなときは、放っておいてはいけません。次の日、その次の日に悪化する可能性があります。

そんな時におすすめするのが、

「パイロン PL顆粒・錠剤」、「葛根湯」です!!

・「パイロン PL顆粒・錠剤」:指定第2類医薬品

1日3回毎食後、30分以内に飲む薬です。

こちらは、病院で処方される薬(医療用)「PL顆粒」という総合感冒薬と同じ成分ですが、容量が医療用は1gに対し、一般用は0.8gしか入っておりません。

※注意事項

他に似たような薬を飲んでたり、この薬を飲んでアレルギー、ぜんそくを起こしたことがある方は、服用しないでください。

15才未満の小児の方は服用できない薬となってます。

また眠気がでることもあります。長期服用、服用前後は飲酒をしないようにしてください!

・「葛根湯」:第2類医薬品

1日3回毎食前または、食間に飲む薬です。

※食間とは、食事の最中だと思われている方も多いようですが、食事と食事の間という意味で、食事を終えてから約2時間後が目安です。空腹の状態で飲むと吸収が良い薬や、胃の粘膜を保護するための薬などは食間に飲みます。

漢方薬は、水またはぬるま湯(37℃程度)で飲むと良いです!

37℃というのは難しいので、人肌程度と覚えてください。

体温と同じくらいのぬるま湯の方が、体への吸収が早くて良いと言われています。

※注意事項

生後3ヶ月未満の乳児には服用させないでください。

市販に売っている「葛根湯」は、通常の薬(病院で処方されるもの)より、量が少ないものがあります。2/3量や3/4量が多いです。

⇨若い方、体格のよい方などで、効き目の強さを求める方は「満量処方」と書いたものをお勧めしています。長期間のむ方、高齢の方には、成分量の少ない方を選んでください。

★薬は、人それぞれ合う合わない、効く効かないがあるので、選ぶ際はご注意ください。

次回「のどが痛い、咳が出る」ときの薬を解説して行きます!

それでは、皆さんお大事に!

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